ナチュラルローソンから2019年7月16日に発売された、今田美奈子さん監修のスイーツ、
「Minako Imada Produced 貴婦人のブラマンジェ」 370円(税込400円)
の実食感想を書きました。
Minako Imada Producedシリーズは、普通のローソンでは売っていない、
ナチュラルローソン限定販売のスイーツです。
洋菓子専門店のケーキとあまり変わらない値段なんですが、
その分、コンビニスイーツではなかなかお目にかかれない、凝った素材が使われていたりして、発売を楽しみにしています。
目次
「ブラマンジェ」ってどんなお菓子?
ブラマンジェ=blanc-mangerは、フランス語で「白い食べもの」という意味。
ナチュラルローソンのブログによると
フランスのお城が佇むロワール地方の「白い貴婦人のシャトー(お城)」発祥
とのこと。
ここから先は、ナチュラルローソンのブログとは別に調べたことですが、
もともと、ブラマンジェは、大量のアーモンドを水でふやかして汁を絞り(つまり、アーモンドミルク)、それをゼラチンで固めて作るものでした。
しかしアーモンドだけで作ると材料費が高くつくので、
牛乳やクリームにアーモンドの香りをつけてゼラチンで固めるようになり、
また、次第に、スイーツとしてだけ作られるようになりました。
ナチュラルローソンの「貴婦人のブラマンジェ」は原材料名にアーモンドとは書いていないので、
多分、香料とあるのが、アーモンドエッセンスなのでしょうね。
(今田美奈子さんについては、「Minako Imada Producedシリーズまとめ」で)
私が初めてブラマンジェというお菓子の名前を知ったのは
アメリカ文学の「若草物語(現代 Little Womens)」。
その中に、長女のメグが作ったブラマンジェがブツブツだった、というエピソードがあったのですが、
イギリス、アメリカのブラマンジェは、ゼラチンで固めるのではなく、
牛乳にコーンスターチを入れて煮て固める、という作り方だったため、ダマになってしまった、ということのようです。
「貴婦人のブラマンジェ」データ
値段
{貴婦人のブラマンジェ」は、
ナチュラルローソン標準価格370円、税込400円です。
今までのMinako Imada Producedのケーキ類と比べると、カップスイーツという形のためか、少し価格が安くなっています。
材料
牛乳、オレンジ、クリーム(乳製品)、砂糖、乳等を主原料とする食品、ゼラチン、糊料(加工澱粉、増粘多糖類、)香料、乳化剤、pH調整剤、着色料(金箔)、(原材料の一部に大豆を含む)
カロリーと栄養
熱量 | 160kcal |
---|---|
たんぱく質 | 3.8g |
脂質 | 8.7g |
糖質 | 16.3g |
食物繊維 | 0.7g |
ナトリウム | 15㎎ |
スイーツの中では160kcalはカロリー低め、
脂質も他のケーキ類に比べると少なめです。
オレンジ果肉がしっかり入っている割には、食物繊維は少ない印象です。
「貴婦人のブラマンジェ」実食感想
今回は、日比谷駅の千代田線改札前のナチュラルローソンで購入しました。
コンビニカップスイーツの宿命、というか、
コンビニ袋に入れてもらって、持って帰ってくるまでに、傾いてクリームのデコレーションが少し崩れてしまいました。
底の方に、オレンジが入っているので、
そこまで一気にスプーンをいれ、
生クリーム、ブラマンジェ、オレンジが一度に口に入るように。
アーモンドの香りがかなりしっかりするブラマンジェはフルフルです。
これは、オレンジ果肉が入っているのが
よい!
です。
季節的に、桃でもいいのかも?と思いますが、
ロワールの、「白い貴婦人の城」で、その昔、アンダルシア(スペイン)のオレンジを取り寄せて温室で栽培して、ブラマンジェに入れた、というレシピに沿っているそう。
このブラマンジェには、コーヒーよりも飲み物は紅茶が合うと思います。
まとめ
Minako Imada Producedのケーキ類は、普通、税込み480円なので、400円だと安く感じますが、
落ち着いて考えたら、コンビニのカップスイーツで400円は安いわけじゃないです。
でもこれはかなり完成度高いので、試して損はないと思いますよ。
私は夏暑くても、ゼラチンで固めた系さっぱりスイーツは物足りなくて、
チョコレートスポンジや、
カスタードクリームのタルトとか選んじゃうほうですが、
「貴婦人のブラマンジェ」生クリームのコクと、オレンジ果肉の食感と酸味が食べ飽きもしないし、
おいしくいただきました。