こんにちは、はるまきです。
2月26日発売、ナチュラルローソン
Minako Imada Produced 「至福のホワイトチョコケーキ」
をさっそく買って食べてみました。
至福のホワイトチョコケーキのこだわりポイント
NL公式ブログによると、至福のホワイトチョコケーキのこだわりポイントは
- 四層に重ねた、別立て製法のスポンジ
- 特製ホワイトチョコレートのムース
- ホワイトラムの香りをきかせた大人の味
に仕上げていることだそう。
別立て、とは、スポンジ(ジェノワーズ)生地を作る時に白身と黄身を別々に泡立ることです。
シフォンケーキの場合は、とにかくふわっふわに軽く仕上げたいので、卵をたくさん使い、白身をしっかりめれんげにして、あとから黄身を加える作り方が普通ですが、
ジェノワーズの場合は、最初から白身と黄身を一緒に泡立てる共立て、別立て、どちらでも作ります。
家庭でつくる場合は泡立てやすい別立て、プロのパティスリーは共立てが多い、とも言われています。
また、別立てだと、求める生地の焼き上がりによって、白身と黄身の配合を変えられる、という利点もあります。
今田美奈子さんは、「至福のショートケーキ」でも別立てであることを謳っていたので、別立て派のようです。
今田美奈子さんについてはこちらのまとめ記事に書きました。
ナチュラルローソン『今田美奈子監修・ 至福のホワイトチョコケーキ 』を食す
「至福のホワイトチョコケーキ」の
カロリー、脂質、糖質、たんぱく質のデータはこちら。
カロリーは1つあたり333kcal。ザッハトルテよりちょっと低め。ケーキとしては普通レベルです。
コンビニスイーツも、最近は、専門店並みの価格、味のものが出てきましたが、入れてくれるのがコンビニ袋なので、プラケースに入っていても傾いてデコレーションがケースにべちゃっと触れてしまうのがイヤだなあ、と思っていました。
最初から買うつもりがあるときは自分で紙バッグなどを持参するのですが。
今回の「至福のホワイトチョコケーキ」はケーキの周りのフィルムがハードタイプで高さがあり、多少、ケーキが傾いても直接ケースに触れないようになっているのがいいですね。
削ったホワイトチョコが上に飾られています。
赤い色のアクセントはバラ(エディブルフラワー)の花びら。
ケースから出してフィルムを外し、お皿に盛ってみます。
フィルムにケーキの側面がくっつきやすかったり、削ったチョコがバラバラ落ちやすいのは固いフィルムだから仕方がないのかな。
半分に切ってみます。
スポンジ生地は4層、フルーツなどは入っておらず、ホワイトチョコムースのみです。
いただきます。
スポンジはしっかり、しっとりめ。
薄削りの「ホワイトチョコ」そのものから、ふわっと、よく知っているホワイトチョコの風味がしますが、
主体になっているホワイトチョコムースは、
という感じ。
ホワイトチョコは、カカオマスが一切入らないため、カカオマスの苦みや風味がない分、どうかすると、カカオバターの甘ったるい香りや、入っているミルクの乳製品くささが気になる、という人も多いと思うんです。
私も、どっちかというと、ものすごく好んで食べるお菓子ではないんですが、今回は「至福の」と言うくらいだし、なんか工夫されているはず、と思って買ってみたんです。
そこは大当たりでした。
ラムも、アルコールの刺激感を感じるほどではありません。
とても品の良い味でおいしかったです。
まとめ
ホワイトチョコレートがベースになっているケーキってあまり聞かない気がしますが、私が「ホワイトチョコレート大好き!」じゃないからアンテナが立っていないだけなんですかね?
コンビニスイーツとして、税込み500円を切る値段はギリギリなのだと思いますが、
ちょっとサイズが小さめなので、たとえば、アンリシャルパンティエのケーキくらいの大きさにしたら600円くらいになっちゃうのかも?
今回は、パッケージは工夫されていて持ち帰りやすい点も〇でした。
私のように、ホワイトチョコはそこまで好きじゃないけれど(本当に大嫌いだったら少しのホワイトチョコ味もダメだと思うのでやめておいたほうがいいかも^^;)、という人でもおいしくいただけると思います。
ただ、
ホワイトチョコケーキ
というネーミングと立ち位置が、ちょっと弱いかも、って余計な心配をしてしまいました。
ザッハトルテ、と同様、例えば、「オペラ」のような、ケーキ自体の名前が有名で、どんなものか想像がつくものを「コンビニスイーツでどこまでできるの?」と思わせるか、
あるいは「とちおとめ(いちご)」「はるか(柑橘)」、のような素材でアピールするか、した方が、手に取られやすいんじゃなでしょうか。
もちろん、ホワイトチョコ、というのも素材名ですが、
一般的すぎて、ケーキとしてどうなのかが、イメージしにくくて。
とてもおいしいので、ちょっともったいないかなあ、なんて。
いやもしかしら爆売れするかもしれませんが。