2019年4月に開催された、『GooleAdsenseマネタイズの教科書』フォローアップセミナーの参加レポートです。
有料セミナーなので具体的に細かい内容には触れませんが、『GooleAdsenseマネタイズの教科書』を読んだ方なら、どの箇所のフォローアップがあったのかヒントになるかと思います。
私は東京在住で東京でもセミナーはあったのですが、自分はこのタイミングで、大阪会場のセミナーに参加してよかったと思います。
年に数回大阪四季劇場に行くので、各線の駅からハービス大阪まで行くのは自信があるものの、初めての場所にスムーズにたどりつけるか、ちょっとドキドキします。
セミナーの受付は13時からです。お気をつけてお越し下さいませ。 pic.twitter.com/8QeEEekNWY
— のんくら淡路島移住freelancer (@matari39) April 17, 2019
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こんな場所だったのですが、阪神百貨店とE-MA[イーマ]を目指して行ったら、大丈夫でした(^^)
講師は、『GooleAdsenseマネタイズの教科書』の著者、
の3人です。

目次
第1部a-kiさん「サイト構築について」
a-kiさんのパートで印象に残ったのは、
サイロ構造
と
テキスト以外のコンテンツを取り入れる
話。
サイロ構造については、セミナー後こんなツイートも。
のんくらセミナーで話してることって、実は1年以上前にブログで発表済みなんよね。
もちろん当時より思考は深まってるけど。https://t.co/VlrykiT01i
むしろ、実装したのは10年以上前だったり。
サイト構造やサイト設計なんて基本をちゃんとやれば、さほど目新しいことって無いんよ。— a-ki (@akisfactory) April 22, 2019
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また『GooleAdsenseマネタイズの教科書』P242の、ツール型コンテンツは必ずしもプログラムを組んで作るようなツールではなくても、
ツールのように使えるコンテンツは作れる、ということなんですね。
a-kiさん:
ブロガーの方はテキストコンテンツにこだわりすぎる
私はスタートが(いろんな手法での)アフィリエイトだったため、今もブロガー、とは思っていないんですけれど、テキストを書くことに抵抗がないので、かえって他の手段をあまり考えてこなかった面はあります。
『GooleAdsenseマネタイズの教科書』のCahpter_5を読んだ時も、「といっても動くツールが作れるわけじゃないしなー」とそこはあまり関心が向かなかったんですが、
順番として、
テキストありきで、そこにどうアクセスしてもらうかではなくて、
1.ユーザーがサイト(記事)を訪問する目的は何?
2.ユーザーが目的を達成したことを示す行動シグナルが出やすいコンテンツとは?
と考えて、コンテンツを作っていく、ということだと思います。
第2部石田さん「収益化の改善事例」
石田さん:
a-kiさん、のんくらさんの話は、結果が分かるまでの半年以上はかかるけれど、この部分はすぐに結果が出ます。
ぜひ実際にやってみて、書籍代、セミナー代のもとをとってください。
『GooleAdsenseマネタイズの教科書』chapter_4を読んだ人たちが、
広告ユニットの配置をどう変えたか
収益がどう変化したか
の実例紹介が多数。
もちろん、サイトによっても、どのユニットをどこに配置したら収益が改善されるのかは違います。
自分が『GooleAdsenseマネタイズの教科書』chapter_4を読んでやってみたことと照らし合わせて、
ここはわりと一般的に効果がありそう
とか
ここは自分のサイトには向いていなそう
やっぱりこっちも取り入れてみよう
という感じで、翌日からすぐにやってみることができたのは収穫でした。
p215の、Adsense収益の要素の式についても改めて説明がありました。
質疑応答でもクリック率等についての質問がありましたが、Adsense収益は複数の要素があり、その掛け合わせで考えないといけないんですね。
第3部のんくらさん「枝葉の話」
のんくらさん:
『GooleAdsenseマネタイズの教科書』は、基本的には幹の話なんですよね。
枝葉=こうやったら稼げる、といった話は、他の本にも書いてあるし、大勢の人がやったら使えなくなるから。
→今日は枝葉の話もします。
たとえば、『GooleAdsenseマネタイズの教科書』P34 の、
仮にブルーオーシャンを創り出したとしても、時間が経てばライバルが増えレッドオーシャンになることはよくある話です。「ずらす」「変える」「加える」「引く」「抜く」「シフトする」といったさまざまな角度で試行を働かせて羽威張るとの差異化を図りましょう。
は、いわば「幹」。でも具体的にどうするかは書いていない。
「ちゃんと書いたらそれだけですごい分量になってしまうから(のんくらさん)」。
セミナーではこの「ずらす」「変える」について一部話があり、参加した方のtweetでもたくさん言及されていましたけれど、
目からウロコ、という点ではここはかなりインパクトがありました。
ジャンルやキーワードの選定だけではなく
アフィリエイト広告をどう入れていくか、という点も、個人的には非常に興味深かったです。
質疑応答
約40分の質疑応答の時間では、セミナー申し込み時に出た質問のうち、17個が取り上げられ、その中に、自分が申し込みフォームに書いた質問も入っていました。
質問した内容は、こちらに「今解消できていない疑問点」として挙げています。

質問文に、例として、自分が所有しているジャンル特化ブログ(当ブログとは別のブログ)のURLと複合キーワードを書いたら、そのままスライドになっていたのでびっくりしました 笑
(上の記事でははあくまでも仮の例にしてあって、質問文に書いたものとは違います)。
直接質問に答えていただけて、すっきりしたということもありますが、
例として書いた複合キーワードについて、a-kiさんが、「これいいですね」とつぶやいていたのがけっこう嬉しかったんですよね。
別の方からの「10年後も生き残るジャンルは?」という質問に対するa-kiさんの回答内容は、私のジャンル特化サイトのジャンル・キーワードにも当てはまっていましたし、
次に考えているミニサイトのジャンルもそうズレてはいなそうなので、進めていきたいと思います。
全体的には、3月のGoogle検索アルゴリズムの後だからか、YMYLに関係する質問が多めだった印象です。
セミナーから戻って
セミナーから戻って、すぐにとりかかったのが
- アドセンスの配置の見直し
- ツール的に使えるコンテンツの追加
- のんくらさんパートの「ずらし」を取り入れる(ための準備)
1については、私が使っているWordpressテーマ(JIN)と、Advanced Ads無料版ではできないものがあり、プラグインをAd inserterに変更。
3ブログに導入して、既存の広告タグも張り替えて、半日程度でした。
テーマによってはデフォルトでその機能があったり、またAdvanced Ads有料オプションでもできるみたいです。
最後に
『GooleAdsenseマネタイズの教科書』を読んで、
長期にわたってアクセスが集まり続ける、オーソリティサイトになる、アクセス数を安定させる
といった部分に共感し、この方向性で進めてみたい、と思った方は、
今後『GooleAdsenseマネタイズの教科書』フォローアップセミナーがあったら、参加することをお勧めします。
それから、感想・レポートは絶対に書くのがおすすめです。
このレポートを書くために読み直したり、他の方のレポートを読んだりすることで、より理解が深まったり、次の行動のアイデアが出てきた部分も大きいです。
セミナーでは、
なんらかの理由で本に書かれなかったこと
実践の結果やGoogleアップデートなど出版「後」に起きたこと
を含めてまさに「フォローアップ」の内容を聞くことができて、東京から行ってよかったです。
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