下北は若者が集まるし、沿線に大学もあるから、安いお店が多そうな印象がありますが、
名前をよく知られているようなカフェとか、カレー屋さんってランチで1,000円オーバーが普通だったりするんですよね。
あと、お店面積が小さめなところが多いし、カレーとかラーメンだとさっさと食べて出ていく感じになってゆっくりはできない。
そんな中、ベーカリーカフェ「ミクスチャー(mixture)」は
750円からドリンク付きランチが食べられて、平日ランチタイム(12時半以降)なら大抵は入れる、落ち着く空間なんです。
目次
ミクスチャーの「本日のサンドセット」
まず、お得に食べられる「本日のサンドセット」からご紹介。
本日のサンドセット750円。
サンドセットの内容
- メインのサンドイッチ(日替わり)
- ミニサイズのサラダ
- 卵サラダ
- デザート的なミニサイズパン
- コーヒーまたは紅茶(ホット/アイス)
この日は「本日のサンド」は、
フォカッチャパンにサラダチキン、チェダーチーズ、マスタード、レタスを挟んだもの。
日替わりでない、メニューにあるサンドイッチオーダーしたときには、食パン、バゲット、フォカッチャ、クロワッサンからパンを選べるのですが、日替わりだと、パンはお任せです。
ミニ野菜サラダは、水菜、にんじん、コーン、ダイスにカットしたじゃがいも、粉チーズに、ドレッシング。
卵サラダは、サンドにのせたり、ミニ野菜サラダと一緒に食べるとおいしい。
もう一品はシュガーラスク。
ここ最近は甘いものになっていますが、以前はバゲット一切れでした。
ドリンクは、コーヒーまたは紅茶をホット/アイスで選べます。
ボリュームはそれなりで、たくさん食べる人だと、ちょっと足りないかもしれませんが、私はにはちょうどいい量です。
大英堂とミクスチャー
ミクスチャーの前身は、大正11年に三軒茶屋で開業した、大英堂製パン店です。
大英堂製パン店は、昭和初期から戦後にかけては11店舗がありましたが、
2000年代には明大前、馬込、下北沢の三店舗に減り、現在では下北沢ミクスチャーのみとなりました。
それでも明大前のお店は2018年10月まで営業していたんですね。
下北沢店は2005年7月に一度閉店し、大英堂下北沢店を手伝っていた方が同年の10月に業態を変えてベーカリーカフェ「mixture」としてオープンした、という流れがあったそうです。
以前の大英堂製パンに、新しいコンセプトをミックスした(ミクスチャーという店名にもそういった意味があるらしい)ということで、
今の外観も、
内装も、それからパンのメニューも、そんなに昔ながらの昭和のパン屋さん~という風ではありません。
ミクスチャーのその他のメニュー
サンドイッチとピザ、セルフの棚で売っているパンのメニュー。
お店で売っているパンもすべてイートインにできますよ。
朝の時間帯にはモーニングセッ、18時~22時はパスタのセットもあるそうです。
まとめ
行列のできるようなお店じゃないけれど、
2、3か月に1回ランチに行くと、滞在している40分くらいの間に、
子供を連れたお母さん、
お年寄り、
近所の店の店員さんっぽい男性、
次々とパンを買いに来る人たちがいて、地元に根付いているお店なんだなあと思います。
とにかく、シモキタで750円でドリンクまで付くランチのセットは意外と貴重なので、
「すんごくおなかがすいていてこれくらいの量じゃ足りない!」というのでなければおすすめです。