「豚の角煮」「煮豚」「鴨ロース蒸し」など、
冷えると煮汁に溶けていた脂が白く固まって浮いてくる料理の、その余分な脂を、
アイラップ(食品保存用ポリ袋」を使って簡単に取り除けちゃいます。
アイラップで豚の角煮の余分な脂を取り除く方法
用意するもの
アイラップ 2枚~
「アイラップ」は、岩谷マテリアル製の食品用保存袋(ポリエチレン)です。
冷凍、電子レンジ、湯せんに使えて、最近SNSで人気です。
1枚のアイラップに入れるのは、豚肉500~700gくらいで作った角煮の量が適当なので、もし、1kg、1.5kgなど、大量に作った時は、アイラップ2枚に分けて入れるようにしてください。
煮汁の中の余分な脂のとり方
1.作った角煮を煮汁ごとアイラップ(その1)に入れます。
粗熱が取れたら水を張ったボウルなどにアイラップを浸け、中の空気をできるだけ抜いて、口を縛って冷蔵で数時間冷やします。
空気を抜いて、できるだけ、煮汁にアイラップの内側が触れているようにします。
2.冷えると、豚肉から出た脂が固まってアイラップの側面につきます。
袋の外から見たところ
袋の内側について固まった脂
3.新しいアイラップを用意して、中に肉だけを移し入れます。
溶け出して固まった脂ではなく、バラ肉についていた脂肪の部分が欠けて煮汁の中に入っていることがあります。
そこはおいしいので、残さず、新しいアイラップに移してください。
4.元のアイラップの端っこを小さくカットして、煮汁を新しいアイラップの中に移します。
小さな穴にすることで、側面につかず、煮汁に浮いていた脂も袋の中に残ります。
5.元のアイラップは結んで廃棄。
捨てちゃえばいいので、ベタベタ脂の洗いものなし!
もっとたくさん、脂(ラード)が残っていたら、2、3日は冷蔵庫で保存して、脂を炒め物に使ったり、ラーメンに煎れたりしても。
他の袋じゃダメなの?
でも、「アイラップ」は、袋の質感がちょうどよく食材に沿いつつ、丈夫でやぶれにくいので使い勝手がいいのです。
また、ジッパー付き食品保存袋は、「最初に角煮を入れて冷やして脂を固める」工程で使うのは、あまりおすすめしません。
袋の素材が厚手でつるん、としているので、脂が袋の内側にうまくつきにくいです。
2枚目の、保存用の袋としては開け閉めしやすいジッパー付き保存袋を使ってもいいですよ。
(アイラップシリーズにも、ジッパー付きの保存袋があります)
アイラップは全国区商品なのですが、新潟・山形など以外では店頭販売が少なかったのですが、最近は首都圏のAEONでも置かれるようになってきています。
アイラップが別棚の一番下の他にキッキン用品類メイン棚の目の高さにも置かれるように😊。20日はAEONお客様感謝デーで5%オフ。#アイラップ #アイラブアイラップ #AEON pic.twitter.com/qIOK3h8Zvy
— はるまき@アドセンスブログ (@harumaki_tuzi) 2019年4月20日
まとめ
今まで角煮を作ったときには、ステンレスの密閉容器に入れて、浮いて固まった脂をスプーンで取り除いていたんですが、
アイラップで保存したら、内側にいっぱい脂がついて固まっていることに気がついて、
・・・袋をいれかえたらいいんじゃないの?
と気が付きました。
使い終わったアイラップは、捨てればよいので、
脂が付いた容器を洗う手間も省けて一石二鳥です!
角煮の煮汁で味付き卵を作る場合は、
新しい袋に移してから、殻をむいたゆで卵を入れて、
できるだけ空気を抜いて口を閉じると少ない煮汁でもうまく浸りますよ。