アイラップ料理

アイラップと炊飯器活用・簡単で失敗しないローストビーフ

ローストビーフは、アイラップを使ったポリ袋調理で、茹で鶏系(サラダチキン、蒸し鶏、よだれどりなど)を並んで、定番中の定番料理です。

レシピ記事もいっぱいありそうですけれど、

はるまきのアイラップローストビーフは、

  • 表面の焼き目はフライパンでしっかりつける
  • 塩は、加熱後に肉の重量の1パーセントをアイラップに入れる

のがポイントです。


正直、ここまで読んだら読むのをやめてキッチンに行っていただいていいくらいです(笑)。

とはいうものの、ポリ袋調理でローストビーフを作るのが初めてでこのページを見た、という人もいるかもしれませんので細かい手順も書きます。

何度も作っている、という方もよかったらご自分の作り方を比べてみてください!

最後におまけの、「エスニック丼」のレシピ(というほどでもないけれど)を載せたのでそちらもぜひ。

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アイラップと炊飯器で作るローストビーフ

材料と用意するもの

  • 牛もも肉ブロック 300g
  • サラダオイル 小さじ1
  • 塩 3g(肉の重量の1%)
  • 黒こしょう、ミックスハーブ 適量

あと、アイラップ、炊飯器、フライパン、湯せん用のお湯など。

アイラップは、岩谷マテリアル製の食品用ポリ袋で、
冷凍から湯せんまでこなし、スーパーマーケットで野菜などを入れる薄いシャカシャカポリ袋のような見た目に反して丈夫です。

湯せんのローストビーフって、よくジッパー付きの袋を使いますよね?
はるまき
はるまき
そうですね、ジッパー付き食品保存袋は耐熱温度がそれほど高くないので、直火湯せんはできませんが、今回は60~65℃くらいのお湯で炊飯器の保温機能を使うため、耐熱温度の面からはジッパー付き保存袋でもいいです。

でも、

アイラップの方が、空気が抜きやすいし扱いやすいんですよ。

ローストビーフの作り方

ポイント

  1. 肉は冷蔵庫体して30分程度置き室温にもどす
  2. フライパンは十分に熱して、肉の表面だけをさっと焼く
  3. 塩味をつけるのは保温過熱が終わってから。

1.肉を冷蔵庫から出し、30分程度置きます。

肉の大きさが300gくらいだから30分ですが、もし、500g以上で作るならもう少し長い時間必要です。

2.湯せん用のお湯を沸かし始めます。

3.フライパンにサラダオイルを入れて強火にかけ、フライパンは厚くなったら肉を入れて表面に焼き目をつけます。

焼き目をつけたいだけなので、手早く!

生の肉をアイラップにいれて保温調理だけしても「ボイルドビーフ」として、食べられますが、やっぱり焼いた「香ばしさ」があるのがローストビーフです。

4.アイラップに肉を入れます。

水を張ったボウルに浸すと、水圧でアイラップの中の空気が抜けやすくなります。

できるだけ空気を抜きながら、アイラップをきつくねじって縛り、口を閉じます。

アイラップは実はとても密閉性が高い袋なので、「しっかりねじって縛る」ことを注意すれば、湯せんしている間にお湯が中に入ってくることはありません。

5.炊飯器の内釜に、
60~65℃のお湯を入れます。

沸騰させたお湯と同量の水を1:1で混ぜるとだいたい、60℃になりますが、水温によっても違うので、かならず、温度計を使って計ってください。

6.4のアイラップにいれた肉をお湯に中に入れて、
炊飯器の保温モード(うちの場合は低温保温がないので70℃です)で、45分間保温します。

食中毒防止とおいしさ、が両立するように、ローストビーフの中心温度が56℃を超えるようにします。

300gだと小さめなので、中が冷たいままということはあまりないのですが、
最初は肉に刺せる温度計を使って確認するといいです。

炊飯器から取り出し、

アイラップを開いて、塩、黒こしょう、ミックスハーブを入れて、
袋の外側からなんとなく肉になじませるようにして、再び、空気を抜いてアイラップの口を閉じます。

1時間以上置いてから、切り分けて食べます。(保存する場合は粗熱が取れたら冷蔵庫へ)

保温調理の場合、後から塩を入れて、時間をおいてなじませた方が、全体にまんべんなく塩味が付き、かつ、肉がやわらかく仕上がるようです。

できあがり。

おまけ・ローストビーフのエスニック丼

ローストビーフは、切ってホースラディッシュや醤油を添えて食べたり、
サラダやサンドイッチの具にしたり、
いろいろな食べ方ができますが、

丼もおいしいですよね。最近、流行っているし。

<エスニック丼の作り方>

ローストビーフ、紫玉ねぎ、絹さや千切り、香菜をご飯に乗せます。
それぞれの量は好きなだけ。

タレは、牛角の焼き肉のたれに、ナンプラー少々、香辣脆(なけれラー油や鷹の爪の輪切りでいいです)を混ぜています。



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