スイーツ

ナチュラルローソン『今田美奈子監修・至福のティラ・ミ・ス』の感想は?

ナチュラルローソンの「至福の〜」シリーズ新商品ティラミスの感想なんですが、

「至福の〜」シリーズを食べたのが3つ目で、初めて、好みに合わずイマイチでした。

「至福の〜」は、洋菓子研究家今田美奈子さんがプロデュースするケーキで、今田さんがヨーロッパの有名ホテルやケーキ店で伝授された伝統レシピを基にした、コンビニケーキの中では高級ライン、というのがコンセプトだと思うんですけれど、
ティラミスに関しては、最近「おいしい」と評判のものとはけっこう違う路線になっているのが個人的にはハズした感じになった一因かなあ、と思います。

もちろん、これがドンピシャ!という人もいる思います。
どんな感じだったのか、よかったら読んでみてください!

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改めて、ティラミスってどんなケーキ?

ティラミスは今ではコンビニスイーツやスーパーのカップスイーツでもありふれた洋生菓子になってますけれど、ショートケーキやチーズケーキと比べると日本で広まったのは比較的最近、1990年代のバブル時代で、イタリアンレストラン(イタ飯屋)の流行とともに、イタリアンのドルチェであるティラミスも大流行したんです。

クリームチーズの一種、マスカルポーネが主材量、というのも目新しかったんですね。

映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」では、タイムマシンでバブル時代に行ったヒロイン(広末涼子)が、父親(阿部寛)とイタリア料理を食べる場面があるんですけれど、

(当時としては)最先端のティラミス、と思っている父親に対して、
おいしいけれどティラミスって別にめずらしくないし、という感じの娘、というギャップが描かれているんですよね。

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ティラミスは、
レディフィンガーと呼ばれる細長いビスケットに、コーヒーリキュールのシロップを浸み込ませ、その上に、マスカルポーネ・卵・生クリーム・砂糖のクリームをのせ、ココアパウダーを振ったもの。

ビスケットとクリームを交互に重ねることもあります。

市販のビスケットを使えばオープンもいらないし、泡だてとかあるけど焼いて膨らませるわけじゃないからそんなに神経質にならなくてもまずは失敗はしない、家庭でも作りやすいスイーツとして日本に定着しました。

ティラミス、という名前はイタリア語の

「Tira(=引っ張って)」+「Mi(私を)」+「Su(上に)」

で、「私を元気にして」という意味になるそう。

元気にする、が「強壮」という意味でもいるなどともいわれますね。

昔は、「滋養強壮になる」ということで、栄養食である卵がたくさん入ったレシピだったそう。

至福のティラミスのデータ

値段

407円(税込み440円)。
ザッハトルテは480円だったけれど、ちょっと安くなっていますよね。

材料

あれ?リキュールとかラム酒などのアルコール類が入っていない。

カロリーと栄養

248kcalはスイーツ一個としては、食べるのに抵抗があるほど高くもなく、低くもなく。

「至福のティラ・ミ・ス」実食感想」

かなりたっぷりと、ココアパウダーが乗っています。

最初に感じたのが、

まずコーヒーの苦味がかなりしっかりしていること。

そして、

甘い。

ティラミスってもっとクリームチーズと生クリームのミルキーな味が来て、
その上で甘さもある、というイメージなんですが、

脂肪分の感じがあまりなくて、
ダイレクトに甘い。

レシピのこだわりポイントが

今回は伝統レシピの再現をするため、通常よりも数倍もの卵を使用しました。また、ビスキュイ生地にも強力粉を使用することでビスキュイの存在感を際立たせました

ってことで、クリームチーズや生クリームの存在感があまりないのかも。
あと、確かに、卵多めな分クリームが黄色っぽいですね(カロテノイド色素も入っているけれど)。

うーん、

私はちょっと苦手でした。

一般的な意味でおいしくない、ということでないと思います。
むしろ、安っぽい感じはせず、コンビニスイーツにしては高クオリティ。
ただ、洋酒風味が入っていたらもうちょっと印象が違ったかも。

アンジェリーナのモンブランが苦手なのと同じ感じです。

まとめ

イマイチという感想になってしまいましたが、
ケーキは完全な嗜好品で楽しみのために食べるもので、イマイチ好みじゃない、と思いながら食べるものではないですよね。

伝統レシピではないのかもしれないけれど、
ティラミスヒーローの、ママ・ヒーローみたいな味の方が好みでした。

でも相変わらず、スイーツとしての完成度は高いと思います。次回の新作に期待。

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