島根県の人気ご当地パン、「バラパン」のコーヒー味=コーヒーバラパンを、
東急東横店「ジスウィーク」(期間限定販売コーナー)の、「全国ご当地パン特別販売」で買ってみました。
成城アルプスのモカロールみたいな、
バタークリームベースのコーヒー味のクリームや生地のケーキが好きな人なら、まずハマるのは間違いなしだと思います。
なんぼうパン「バラパン」ってどんなパン?
バラパンは、「なんぼうパン」(島根県出雲市知井宮町1274-6)が販売する、バラの花をかたどった菓子パン。
昭和24年創業で、プレーンなタイプのバラパンが発売されたのがその数年後、今から60年ほど前のこと。
現在では、白い食パン生地にバタークリームを巻き込んだオリジナルのバラパンの他、
その上にアイシングをかけた白バラパン、コーヒー、抹茶、和風(小豆入り)、といった種類があります。
こちらの取材記事を読みましたが、
山形が細かくついた大きなパンを焼き、それを薄くカットして、真ん中に1本ラインでクリームを絞って、クルクル巻いてバラの花型にしています。
ちょうど真ん中にちょうどよい量のクリームを絞るため、手作業だそう。
このバラの作り方って、昭和に流行ったクレープペーパーフラワーやフェルトのお花と同じ手法なんですよね。
このコーヒーバラパンのパッケージも昭和レトロな感じで可愛いです。
<なんぼうパン>
住所:島根県出雲市知井宮町1274−6
電話:0120-090-062
原材料
原材料にグラニュー糖とあるのは、たぶん、クリームに入っているのだと思います。
クリームにちょっとじゃりっとした食感があるんです。
カロリー・栄養
こういうご当地パンで、カロリーや三大栄養の記載がパッケージにあるのは割と珍しいかも・・・
1個当たり
カロリー:267kcal
タンパク質:5.7g、脂質;9.8g、糖質;22g
食塩相当量:0.66g
こういう、菓子パンで、けっこうボリュームあるのに、1個まるまる食べても267kcalはわりとカロリー低め。
コーヒーバラパンの値段
今回、東急東横の催事で買った時は200円。
写真は、3月20日にスタートした東武百貨店の「春のパン祭り」なんですが、この時も200円で販売していました。
通常、お店や島根の空港のおみやげ店での販売価格は131円で、都内のデパートの物産店でも、131円で売っていることもあるようです。
(自分は、バラパンについては200円でもそう高いとは思わなかったけれど、
ご当地パンって、やはり高級パンではなくてB級グルメなので、他のパンで250円を超えたものは正直、高いと思いましたね・・・)
日持ちは?
私は3月19日に買って、23日までが消費期限だったので、菓子パンにしてはまあまあ長い。
ただ、ヤマザキのパンなども、消費期限内でもやっぱり新しいうちに食べたほうがパン生地はふわふわ感があるので、
早く食べるに越したことはないでしょう。
コーヒーバラパンの味は?
これはもう冒頭で描いてしまいましたけれど、
懐かしい、バタークリームケーキの雰囲気があります。
でも、冷やすと固まるバタークリームそのものではなくて、
ちょっと空気感があって、ホイップタイプのピーナツバタークリームに似ています。
柔らかい薄めのパンに、クリーム系を塗って食べるのって
なんか「ケーキ」を食べるのとはちょっと違うおいしさがあるんですよね。
パンの部分は、ながーいパンをくるくると巻いてバラの花の形にしているので、切るとこうなります。
催事のポップには、コーヒーの苦みがあるので甘すぎるのが苦手な人でも、と書いてありましたが、
オリジナルバラパンも、クリームが甘すぎないように作られてるそうです。
たしかに甘すぎないし、クリームの食感が軽いこともあり、大きなパンなのに1個食べられてしまいます。
なんぼうパン「バラパン」のお取り寄せはできる?
なんぼうパン直営のオンラインショップはないようですが、楽天市場などで取り扱いがありました。
8個セットだと、1個当たり240円、プラス総量になるので、けっこう高くつきますね。
日本橋の島根県物産館「にほんばし島根館」でも販売している、ということなので、今度見てきます。
もしかしたら曜日限定入荷とかかなあ。