日本橋三越近くの老舗喫茶店ミカド珈琲店日本橋本店でホットドッグのモーニングをいただきました
昔ながらの喫茶店では、喫煙可だったり分煙の店が多いですが、ここは全席禁煙。
2階席3階席は明るい雰囲気で、朝の時間を気持ちよく過ごせます。
目次
ミカド珈琲店のこと
なんと、開店は昭和23年(1948年)。
創業者の金坂景助氏は、銀座の輸入食品店に勤めており、そこで当時はめずかしかったコーヒーを知り、
「日本人が作るコーヒーが世界に通用する味を作る会社」
という意味を込めて、「(MIKADO)ミカド」という社名をつけたそうです。
公式サイトで、ミカド(MIKADO)は、オペラのタイトルに着想を得た、とありましたが、おそらく、1885年にロンドンで初演されたオペレッタ「ミカド」でしょう。
映画「炎のランナー」では、ユダヤ人選手ハロルドの恋人で女優のシビルが、「ミカド」か、それをオマージュした舞台に出演しているシーンがあります。
東京メトロ銀座線三越前駅A1出口を上がると、山本海苔店の前に出ます。
その向こうの、ひとつめの横道を右に曲がります。
らせん状の外階段が印象的な建物の、1〜3階がミカド珈琲日本橋本店です。
一階がセルフサービスのコーヒースタンド形式なのは、当時は高価だったコーヒーを安く出すためにスタンドにした名残だそう。
モーニングメニューは、二階と三階で、普通の喫茶店スタイルで、テーブルで注文して持ってきてもらいます。
こうした老舗喫茶店では喫煙や、分煙だろうと予想していましたが、嬉しいことに全席禁煙です。
外観は昭和カラー満載ですが、内装は意外とスッキリしています。
ミカド珈琲店のモーニング
7時~11時のモーニングメニューは3種類。
A:トーストセット580円
B:ホットドッグセット550円
C:ホットケーキセット 530円
すべてヨーグルト、ポテトサラダ、グレープフルーツがついて、ボリュームしっかり。
今日は喫茶店モーニングについてくる、固い茹で卵が気分じゃなく、ホットドッグのセットを選びました。
ドリンクはブレンドコーヒー。
ミカドコーヒーのブレンドは、柔らかい酸味が特徴、ということなのですが、酸味や苦味が突出せず、酸味系コーヒーが苦手な私でもおいしく感じました。
バランスが良く、飲みやすいコーヒーです。
手前においてあるアイスクリームスプーン(ヨーグルト用)がすごく懐かしい!!
ホットドッグのパンはふんわり柔らかいドッグパンです。
ポテトサラダにパプリカのパウダーがかかっているのがおしゃれ。
ちょっと多いかな?と思いましたが、
パンがあまりおなかにずっしり来ないタイプなので、食べられてしまいました。
感想まとめ
500円オーバーは、喫茶店のモーニングセットとして安くはありませんが、かなりしっかりした内容で、お店の居ごこちやサービスもよいです。
平日朝9時頃は、お客さんも少なめでゆっくりすごせました。
ここ、名物は、モカソフト(ソフトクリーム)なんですよね。
今度はそちらも食べてみたいです。
2019年6月には日本橋室町三井タワーにも新しい店舗ができるそうなので、オープンしたら行きたいと思います。
ミカド珈琲店日本橋本店
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-7
電話:03-3241-0530
営業時間:
平日7:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
土曜日8:00〜18:00(ラストオーダー17:30)
日曜日・祝日10:00〜18:00(ラストオーダー17:30)