食品保存用ポリ袋アイラップ1枚で茹で鶏の下味付け~低温調理~保存までやっちゃいます。
味付けは成城石井オリジナルの「チョレギドレッシング」で。
油分が入ったドレッシングを使うと、胸肉もよりしっとり、コクのある仕上がりになります。
用意するもの
鶏むね肉 1枚(250gくらい)
成城石井チョレギドレッシング 大さじ2と1/2
塩 少々
砂糖 小さじ1/2
今回はAEONで売っている「赤鶏ひろの」の皮つきむね肉を使いました。
むね肉は低脂質、低カロリー、と言われますが、それは、皮なしの場合。皮つきむね肉ではカロリーや脂質がけっこう高くなります。
私は皮の下の脂肪はかなり切り取って、皮は残して調理しましたが、「低カロリー重視」であれば、皮なしのむね肉を使ってください。
成城石井チョレギドレッシングは、コチュジャンとごま油、すりごまを使った、チョレギサラダ用のドレッシングです。
自分で調味料を合わせる場合は好みの比率で(コチュジャンを増やして激辛にしたり)作ればいいと思うのですが、目安として私が作る場合の量を載せておきます。
鶏肉250~300gに対して
コチュジャン 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
太白ごま油 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
ナムプラーまたはオイスターソース 小さじ1(両方入れるなら合わせて小さじ1くらい)
チューブ入りニンニク 少々
を混ぜ合わせます。
調理には、湯せんや電子レンジ調理にも使える丈夫な食品用保存袋「アイラップ」を使います。
炊飯器の保温モードは72℃くらいなので、湯せんできることになっていないポリ袋でも大丈夫ではあるんですが、
アイラップは下味をもみ込むときなども「ちょっとやそっとのことでは破れない」という安心感が違いますし、厚手ポリのジッパー付き保存袋よりも空気を抜きやすいです。
ドンキホーテの店頭や、ヨドバシドットコム(送料無料)で売っていますので、ぜひ入手して使ってみてください。
アイラップと成城石井コチュジャンドレッシングのコク旨茹で鶏・作り方
1.鶏むね肉の下処理をします。
むね肉1枚250gくらいで売っているのが普通ですが、なぜかAEONの赤鶏ひろの」はハーフサイズになっているので、2枚用意しました。
皮と身の間の脂肪は取り除きました。
身の側に適当に切れ目を入れて厚みを薄くします。
2.むね肉をアイラップに入れて、塩、砂糖、チョレギドレッシングを入れます。
袋の外側からもみこみます。
3.できるだけ空気を抜いて袋の口をねじって縛ります。
ボウルに水を張って、アイラップを漬けると空気を抜きやすいです。
この状態で半日程度冷蔵庫に入れて寝かせ(一晩おいてもいいです)、調理する30分前に冷蔵庫から取り出して常温に戻しておきます。
肉が冷たいまま調理すると中まで十分に火が通らないことがあるので、過熱を始める前に必ず常温に戻します。
また、この段階で冷凍保存してもいいのですが、調理する時にはぎりぎり解凍された状態ではなくて、やはり常温に戻してからにします。
4.炊飯器の内釜に約70℃のお湯を入れ、常温に戻した3を入れて保温モードで40分加熱します。
炊飯器の保温モードは(低温、高温の区別がある機種なら高温の方)約72℃。
市販の鶏肉でも付着していることがあるカンピロバクター菌は65℃まで加熱すると30秒以内で死滅します。
一方、鶏むね肉は高温で加熱すると固くパサパサしやすくなります。
炊飯器の保温モードは、肉の中心部まで65℃以上で加熱することと、むね肉をしっとり仕上げることを両立させやすい温度でしょう。
5.炊飯器から取り出し、粗熱が取れたら切り分けて食べる、または冷蔵庫で保存します。
最初から2、3日保存するつもりなら、できるだけ直に手で触れない方がいいので、冷めたらそのまま冷蔵庫に入れて食べる時にカットしましょう。
できあがりはこんな感じ。
しっかり味がついているので、お弁当にも向きますね。
まとめ
下味をつけるところも、加熱調理も、保存も、
アイラップに入れたままできるので、洗い物がかなりすくなくなりますし、
炊飯器の保温モードを使うと、タイマーをかけてその間には他のことできますからほんとに便利です。
同じ味付けで、鶏もも肉を使って、茹でるのではなく、トースターや魚焼きグリルで焼いたものもおいしいので、今度そちらも紹介したいと思います。
(違うのは「焼く」ところだけなんですが 笑)
→→→焼くバージョンもまとめました。