こんにちは。アイラップ好き、日々使いこなし方を研究しているはるまきです。
今回はアイラップで浸ける「切り身魚のポン酢醤油焼き」。
アイラップに市販のポン酢醤油(ちょっと調整しますが)を魚の切り身を入れて一晩置き、翌朝、オーブントースターや魚焼きでグリルで焼けばすぐにお弁当のおかずになります。
「柚庵焼き」、というのは醤油、酒、みりんを合わせた調味料に、ゆずやかぼすなどの柑橘果汁を混ぜたつけ汁に浸けた魚や肉を焼く料理なんですが、
もちろん、しぼりたてのフレッシュな柚子果汁+皮のすりおろしを入れた本格的な柚庵焼きはおいしいんですけれど、
生の柚子1つ、300円~400円くらいすることがあって、正直、その金額でもうちょっとおなかの足しになるもの買いたい!とか迷うことがあるんですよ、私は。
ポン酢醤油は、湯豆腐にも使うし、オリーブオイルと合わせて℃レッスンぐ代わりにしたり、1びん買ったらいろいろ使いまわせます。
魚を浸すときには、このブログではおなじみ、岩谷マテリアルの「アイラップ」を使います!
目次
用意するもの
切り身魚 2切れ
下味
市販のポン酢醤油(好みの味のもの、なんでもいいです)大さじ3
酒 大さじ1
醤油 小さじ1~
下処理用の塩(焼き塩がさらさらして振りやすいけれど、なんでもいいです)
アイラップ 1枚
それと、仕込みにはキッチンペーパー、焼くときにはアルミホイルを使いますので(たいてい、キッチンにあるものだとは思いますが)切らしていないか、チェックしてくださいね。
ポン酢浸け焼きに向く魚
鮭、マス、鰆、鯛などの白身魚が鉄板、と思います。
(鮭、マスは白身魚の身がアスタキサンチンという色素で赤く見えている)
醤油、酒、みりんを合わせた浸け地は、魚各種・鶏肉、豚肉にも使われるそうなので、焼き魚にする魚ならだいたい何でも合いそうですが、
柚子果汁(柑橘果汁)が加わると、個人的には、白身魚系か、鶏肉かなあ。
今回は「本鱒(ほんます)」です。春の時期には「桜鱒」と呼ばれます。酒の仲間ですが、シロサケ、ベニザケより、身がふんわりしています。
ポン酢醤油焼きの作り方
魚の身の両面に、焼き塩などを薄く振ります。
20分程度経過したらキッチンペーパーで余分な水分を押さえます。
アイラップにポン酢しょうゆ大さじ3、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1~(ポン酢醤油の味によって加減)を入れ、魚の切り身もいれて、空気を抜いて口をねじって縛ります。
アイラップは密閉性が高く、しっかりねじって口を閉じるとまず液漏れすることはありませんし、においも漏れにくいです。
(入手できなければ他の食品用ポリ袋でも可です)
冷蔵庫に入れて数時間置きます。
焼くときには、冷蔵庫から取り出し、キッチンペーパーで水気を押さえます。
お弁当用などで一口大に仕上げたいときには、焼く前に切ります。
浸ける前に切ってもいいんですけれどね。今回は下処理の時点で、自宅用かお弁当用か決めていなかったので、浸けた後で切りました。
アルミホイルの上に並べて魚焼きグリルか、オーブントースターで焼きます。
焼き時間は、切り身の厚さにもよりますが、上下に火がある魚焼きグリルの場合で強火で8~9分くらい。
お弁当に入れる場合は、皮をこんがりとよく焼いておくと、冷めても生臭くなりにくいです。
焼けたら皿に盛り付けるか、お弁当なら冷ましてからお弁当につめます。
おまけ・菜の花の辛し和え
付け合わせにする菜の花の辛し和えの作り方です。
1.菜の花を沸騰したお湯でさっとゆでて、冷水にとり、軽く絞る。
2.アイラップに醤油と辛子(好みの量)を入れて、手でもんで辛子をとく。
3.菜の花を2のアイラップに入れて口を結び、冷蔵庫で20分~数時間置く
まとめ
いつも書いていますが、何かを「浸す」ときには、アイラップを使うと、素材に調味料が振れやすいので、より少ない量の調味料で味がつけられます。
バットとかを使うと、どうしてもひたひたの量の浸け地を用意することになり、一度生の魚を浸した地だと、野菜にかけるなどの使いまわしもできないし、もったいないんですよね。
ポン酢醤油もさまざまな種類が売られていますので、
醤油味の強さ、酸味などで、少し醤油やみりんを足したりして好みの味にして使ってください。