豚バラ肉の角煮はそのまま食べてももちろん美味しいですけど、
丼ものにもなるし、
インスタントラーメンを乗せるとボリュームが出て豪華になるし、
少し残ったら刻んでチャーハンの具にもなるし、
なにかと便利。
それなりに時間がかかるけれど、まとまった時間家にいられるときに仕込んでおくといいです。
角煮作りは、冷凍〜湯煎できる食品保存用ポリ袋、「アイラップ」を活用すると、
- 調味料か少なくて済む
- 味付けしながら他のものをゆでられる
- そのまま冷蔵庫で保存でき、ついでに煮卵も作れる
- 余分な脂を取り除くのも簡単
などのメリットが。
私の作り方では、下ごしらえ(豚肉を蒸して柔らかくする)ではアイラップを使いません。
また、煮汁(調味料)は小鍋で煮詰めて使います。
だから「洗いものが激減!」というわけにはいかないのですが、それでもアイラップを使うといいことが多いので、ぜひ試してみてください。
豚バラ肉の作り方の流れ
角煮の下ごしらえ
下ごしらえの段階ではポリ袋調理(パッククッキング)にはしません。
豚バラ肉は、低めの温度でゆっくり加熱することで、余分な脂肪を落とし、脂肪の層のコラーゲンや赤身を柔らかくします。
ここで、ポリ袋で密封してしまうと、脂が落とせないし、臭みが残りやすいので、
私は、いちどゆでてから蒸しています。
時間はかかりますが、蒸している間は空焚きだけ注意すればほったらかしておいていいので何度もゆでこぼす作り方よりはラク。
詳しい方法はこちらを見てください。
アイラップを使って味付け
蒸して柔らかくなった豚バラ肉の味付けにはアイラップを使います。
この時は、アイラップが直接鍋肌(特に直火が当たっている底)に触れないように注意してください。
アイラップにお肉と調味料を入れて湯煎で温めますが、
お湯はきれいな状態ですから、鍋の余ったスペースで卵などをゆでてもいいし、さつまいものレモン煮などの他のパッククッキングをしてもいいです。
おすすめは、煮卵(実際には煮ないで煮汁につけるだけですが)用の卵をいっしょにゆでること。
保存
アイラップで湯せんして味付けした角煮は、粗熱が取れたらそのまま冷蔵庫に入れて保存することができます。
冷蔵庫で一晩程度冷やすと、
煮汁の中に溶けていた脂肪分が白く固まります。
下ごしらえでゆでて蒸して脂肪分を落としているので、それほど多くはありませんが、
固まった脂肪分を取り除く方法はこちら。
新しいアイラップに入れ替えるだけなんですが、
ちょっとした工夫で、脂肪分を残して中身と煮汁だけを移すことができます。