日本橋高島屋S.C.新館「リチュエル(RITUEL)」には「モーニングセット」はないので、モーニングとしてクロワッサンとカフェラテをイートインした、というのが正確なところですが。
日本橋高島屋S.C.新館の地下一階入り口すぐにあるパン屋「リチュエル(RITUEL)」での朝食レポです。
「リチュエル(RITUEL)について
「リチュエル(RITUEL)」は、前に記事にした、パンケーキパイの「flipper’s」と同じ、ベイクルーズグループです。
ベイクルーズグループには、プールアンジュ(元ゴントラン・シェリエ)という、やはりフランスパン系のパン屋があります。
リチュエルはオープン当時は、「リチュエル パー クリストフ・ヴァスール」というブランド名で、パンの値段はもっと高かったです。
クロワッサン350円、サクリスタン590円とか、青山店で見てびっくりしましたもん。
店名からクリストフ・ヴァスールの名前がなくなってますから、ライセンス契約あたりで何か変化があったのでしょう。
日本橋高島屋S.C.のリチュエルは早朝営業あり
日本橋高島屋S.C.は全10時30分オープンなのですが、「365日と日本橋」や「スターバックスコーヒー」など、一部のお店は平日朝7時30分から営業しています。
リチュエルは、東京メトロ銀座線の、いちばん京橋よりの出口から出てすぐ、通路から見える位置にあります。
渦巻き型のヴィエノワズリーエスカルゴ(現在は390円〜種類によって違いあり)
細長いサクリスタン(現在は380円〜)などの看板メニューも価格は変わりましたが一応健在です。
どちらも朝食に丸々一個食べるにはちょっと大きい(食べられる人もいると思います)ので、クロワッサンを選びました。
モーニングセットはないので、クロワッサン250円とカフェラテSサイズ320円それぞれ単品価格で、
合わせて570円。
この前、「セットじゃないからモーニング利用はないなー」と書いたジャン・フランソワの渋谷マークシティ店と変わらない値段になります。
ただし、日本橋のリチュエルは朝食タイムはお店が割と空いているんです。
席はカウンターやスタンド型テーブルが中心でゆったりした感じはありませんが、空いていれば隣に人が来ないから無問題。
「リチュエル(RITUEL)」のクロワッサン
リチュエルのクロワッサンは、ジャン・フランソワと同じリボン型のクロワッサンです。
そういえば、
クロワッサン=三日月の意味の通りの、三日月型のクロワッサンはすっかり見なくなりました。博多の「三日月屋」も、実は典型的なクレセント型ではないですね。
リボン型クロワッサンは、中央が膨らんだ一般的なクロワッサンとくらべ、厚みが薄いのでふわふわの中身が少なく、火がしっかり通ってばりばりになった層が多くなります。
特にリチュエルのクロワッサンば口の中が切れそうにバリバリ 笑
バターの香りがよく、この、バリッとした食感を食べたい時は嬉しい。
しかしそれにしてもこの日のはやや焼きすぎ?普段はもう少し焼き色が薄めだと思います。
コーヒー類は、ブラックもラテもジャン・フランソワよりおいしいです。
店内で温め直しもできる
お水は小さなカップに自分で入れるセルフサービス。同じ場所にトースターもあります。
同グループのプールアンジェにもトースターがありますね。
このトースターを使って、好みでパンの温め直しができます。
ただし、クロワッサンは焦げやすいので使うなら温度設定を低くして短時間で。
トースター利用の焦げすぎによる返金や交換はしてもらえないので注意。
まとめ
ベイクルーズグループのパン店ゴントランシェリエは明らかに元のブランドとライセンス解消してベイクルーズグループのオリジナルブランドに模様替えしていますが、
リチュエルも最初引っ張ってきたフランスの有名ブーランジェリーの名前を外してオリジナルブランド化したように見受けます。
でも、結構味が変わったなあーと感じるブールアンジュに比べて、味の方は比較的安定している印象があります。
クロワッサンと飲み物でモーニングセットにならないのが残念ですが、ベイクルーズグループの店をよく利用するなら、ベイクルーズのアプリを入れてポイントを貯めたり、
ベイクルーズ飲食店レシートのアンケートに答えると次回10%オフのクーポンが発行されたり(期限ご短いので注意)、ちょっと割引になる手段はあります。
高島屋S.C新館は、ゆっくり座ってモーニングできる店があんまりないんですよ。
1階の「365日と日本橋」のイートインの居づらいし、空間的に一番いいのはスターバックスコーヒーですが、スタバってモーニング向きのフードメニューないですよね。
Dean&Delucaも席はまあまあですが、モーニングメニューが個人的にイマイチ。
その中で、リチュエルは、混んでなければ(たまにあります)、まだすごしやすい方なんです。
クロワッサンはジャン・フランソワに似ていますが、バリバリ度は上。この食感はもはやクロワッサン(パン)とうよりも、パイ菓子的です。
バターの香りや生地の旨味はよく、私は好きなクロワッサンの1つです。