VOUGUE GIRLが、2019年7月8~10日の3日間、インスタライブで配信した、
「しいたけ占い2019年下半期」の魚座の回の感想を書きます。
私は蠍座なので、魚座としての感想ではないんですが、
12星座どれであっても、今の魚座のような状況になると共通していることだと思うし、
「占いの内容が自分が目指したい方向と違う」という質問に対するしいたけさんの答えは、占いとの距離感だけではなく、
自分の感触と、他人の意見に対する距離感として踏まえておきたいことだと思いました。
目次
しいたけ占いについて
しいたけ占い、というのは、顔出ししない人気男性占い師、しいたけさんの占い。VOUGUE GIRLが週1回配信しています。
12星座に分けて占われているのですが、
ホロスコープのネイタル、トランジット、プログレスを読む西洋占星術というわけではなく
しいたけさんが、
たとえば、「2019年下半期の○○座」というイメージというか、オーラカラーを読んで、言葉にしているようです
このしいたけ占いが自分のことを見ているかのように当たっている、という評判なんです。
毎年、上半期、下半期には、VOUGUE GIRLに、文章で各星座の占いが発表されます。
インスタライブはその、ウェブサイトに発表された下半期占い補足で、各星座10分ずつ、3日間に分けてしいたけさんがトークをする、という内容でした。
私、はるまきの、蠍座としての蠍座インスタライブへの感想はこちらにまとめました。
しいたけ占い2019年下半期魚座インスタライブ
魚座のテーマ
しいたけ占い2019年下半期に書かれていた、魚座の下半期のテーマは
「今までにない冒険。自分で決めた自分の限界を打ち破っていく」
魚座インスタライブの概要
- 下半期、魚座は大反抗期!
- 80点では満足できない。他の人の「がんばっているよ」という評価、優しい言葉は今は聞きたくない
- チャンスは「今の自分ではできない」から始まる
- 急ピッチな時期だからこそ、あえて空白を作って休む必要がある
- 自分を客観的に説明するために、”ひとりインタビュー”を行う
- 高揚している時だから冷静になるためにも”ひとりインタビュー”を行う
- 恋愛面は、自分と相手、それぞれの時間も大事、という距離感で
- 「せっかく言ってくれるんだから」は罠でもある
「せっかく言ってくれるんだから」は罠
今回の、しいたけ占い2019年下半期2019年下半期魚座インスタライブで、一番、自分が共感したのは、最後の質問に対する答えの部分です。
なのでそこから先に書きます。
これは、魚座の下半期占いの内容に直接関係したことではなく、だから、蠍座の自分も、特にここが響いたのだと思いますが。
質問内容は、
「今回の魚座の下半期占いを拝見し、全体的に、猛々しい荒っぽさを感じました。
自分が求めている日常はゆったり、やわらかにおおらかに、というものなので、戸惑っています」
というもので、
これに対してしいたけさんが、
「人の意見は、全部を拾わなくていけないわけではないです」
「せっかくこの人がここまで言ってくれているんだから、というのは一つの罠です」
と答えていたんです。
もちろん、下半期占いは、ちゃんと理由があって、猛々しさや荒々しさを感じさせる内容になっているし、
占い師、というのは特殊なポジションなので、100%当たってほしい、とは思っているけれど、
受け取る側としては、
「この意見には賛成できます、でもこちらの意見には賛成しかねます」
というのがちゃんとあるのが、正常なコミュニケーションです、
ということ。
しいたけ占いに対しても、
今回この部分はキツいとか、今回はぱっとしない占いだったとか、
そういう感想でもいいんですよ、としいたけさん。
蠍座の感想でも書いたのですが、実際、私は
前回までのインスタライブではわりとピンとこないことが多かったです。
それがある方が健全で、
あまりピンとこないけれど、占いに合わせるのは、ヘンということですね。
こういうことは占いだけではなく、他の人間関係でもあると思うんですよ。
「ありがたいけれど、自分の意見とは違う」のであれば、
善意にはお礼を言いつつ「自分のことを決めるのは自分だから」という姿勢が必要で、
水瓶座のインスタライブで出てきたような
「あなたが(自分にとっての)いい子であれば愛しています」とか「そんなことをする人とは思わなかった」みたいに
罪悪感でコントロールしようとしてくる人は、それこそ、ぶった切ってもいいと思う。
優しい言葉なんか聞きたくない
「せっかく言ってくれているんだからは、罠」にも通じますが、
自分の現状でがまんできない、と感じている時期には、、
「肩の力を抜きなよ」、というアドバイスが受け入れられない、ということはあってしかるべき。
食べ物のお店でも、食べログで☆4つつくようなところは、
ある種、店側も、店の良さを分かってくれるお客を選び、採算度外視的な、変態の要素があったりしますが、今の魚座はその感じなのだそう。
チャンスは「今の自分ではできない」から
できるようになったらやる、ではいつまでもできないよ、
というのはよく聞きますよね。
ピアノやバレエの発表会でも、
先生の方針もあると思いますが、
たいていは、今すぐに弾きこなせる曲・踊れる振付はもらわないことが多いです。
だから間に合うように、追いつくように自分を急ピッチで成長させていくんですが、
仮に失敗したときであったり、
ひと段落ついたときには、
すぐに次のチャレンジに行くのではなく、
ちゃんと空白を作って休むこと。
ひとりインタビューのすすめ
しいたけさんは、いろいろな機会に”ひとりインタビュー”をすすめていますよね。
今回のインスタライブでは、「やり方とかは特にないんで」ということで、
たとえば、
今の時期、魚座はチャレンジをしているから、玉石混交で、いろいろな人に会う機会もあるし、会った方がいいんですが、
高揚している・興奮している、という状態でもあるゆえに、なんでもかんでもよく見えてしまう・愛してしまう可能性もある。
だから、(冷静になるために)、帰りの電車の中や帰宅してから、
「今日会った人、どうだった?」
「今日言われたことについて、正直なところ、どう思ったの?」
とインタビューするとよいとのこと。
また、自分が大切にしている価値観にまでたどり着くような深掘りをしていくには、
実在する他人と話すよりも、想像上のインタビュアーに、
「それってどういうことなんですか?」
とインタビューしてもらった方がより深いところまでたどり着けるそう。
内容は、なんでそのチョコレートが好きなんですか、みたいなことでいいです。
「コンビニで何買うか?」みたいなすごく身近なことに、その人の本質があるから。
これって、ある種の「内観」ですね。
内観をガチでやると、
1週間、人里離れた専用の施設で、合宿みたいにして、テレビやスマホからも離れて、書きだしたものを見てくる人が必要=手間とお金がかかりますが、ひとりインタビューならどこでもできる。
今の魚座に、ひとりインタビューが必要なのは、自分がやっていきたい仕事、自己表現をやっていく時だから、ホットな気持ちだけではなく冷静さが必要、という意味合いなんですが、
他のしいたけ占いに書いてあったことだと、星座に関係なく、たとえば、
朝、起きて仕事・学校に行くのがだるい、
という人は、
想像上のインタビュアーに
「おはようございます。今日はどうですか?」
と質問させて、
「うーん。なんか最近ずっとだるいんだよね」
みたいに答えて、ひとりインタビューができます。
答えていると、何が引っかかっているのか分かったりします。
まとめ
今回のインスタライブでは、他の星座では、
「○○座はもともとはこういう性質で、今はこういう時期」
という話法だったんですが、
魚座についてだけでは、魚座のネイティブな性質について何も言及がありませんでした。
他のしいたけ占いを読むと、
にこにこしてビーチでパイナップルを食べている赤ちゃん
が魚座らしいです。
個人的に、今までのしいたけ占いで一番納得がいった魚座の説明が、
魚座には、みんなと仲良くやっていきたいとい気持ちはあって、
「小屋を作ったからみんな遊びに来てよ!」
と言う。それで行ってみるとなんかすごい前衛的なアートが飾ってあったりする
なんです。
私は、親と兄弟が魚座で、
あと、なぜか、この人応援したいな、と思う人が魚座であることが多いのですが、あんまり「魚座ってこうだよね」という共通するタイプが見いだせないんです。
でも、「呼ばれて行ってみたら、理解不能なアートが飾られていた」は多分、全員にそういうところがあると思う・・・
魚座インスタライブは、もちろん、
今、変化に向けてチャレンジしていきたい魚座に向けてのメッセージなんだけれど、
12星座の最後だからか、全員に向けてのメッセージでもあったように感じます。