この記事では、
お菓子の袋、ラーメンの袋、などの食品パッケージの柄を生かした、
ポーチの作り方を紹介しています。
小笠原製粉の「ブンチョウラーメン」のパッケージにファスナーをつけたポーチをTLで見て、自分でも作ってみようと思い、
「お菓子袋 ポーチ」で作り方を探して何度か作ってみて、
これが、わりと実用性もあってきれいに仕上がるかなあ、と思います。
パッケージそのままではなく、
カラーコピーした紙に、本の表紙をカバーするフィルムと布を張り、
内布も付けるので、そこそこ耐久性もあります。
ただ、紙を使っているので水濡れ厳禁ですが・・・
目次
食品パッケージポーチの材料
- ポーチにしたい食品パッケージ袋
- 本の表紙の補強用のカバー
- 両面接着シート(体操着のゼッケンなどに使うもの)
- シーチング布
- 内布用のプリント布
- エフロンファスナー
- 両面テープ
- 糸、はさみ、ミシン、アイロンなど
食品パッケージポーチの作り方
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STEP01カラーコピーを取る縮小で好みのサイズにしてもよい
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STEP02表面にフィルムを貼る本の補強用のフィルムを貼ります
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STEP03裏面に両面接着シートとシーチング布を貼るアイロンで貼り付けます
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STEP04内布を用意でき上がりサイズに合わせて内布をカットし、必要ならポケットを縫い付けます
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STEP05ファスナーの始末ファスナーの長さ調整と端の始末
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STEP06内布を袋状にする内布の横と底を縫って縫い代を割ってアイロンをかけます
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STEP06コピー紙を袋状にするミシンとファスナーで袋状にします
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STEP06コピー紙と内布をくっつける内布を入れて口を両面テープで止める
ブンチョウラーメンの袋を平らに開いて、
コンビニのマルチコピー機でカラーコピーを取ります。
今回は、A4サイズの紙に収まるように縮小しました。
コピーする紙は、「普通紙」でよいです。後からフィルムを貼ったら表面ツヤツヤになりますので。
カラーコピーした紙の表側にフィルムを貼り余分な部分を切り落とします。
しわや気泡が入らないように布などでフィルム面をこすりながら少しずつ貼ります。
裏面に両面接着シートとシーチング布を貼ります。
アイロンで着く両面接着シートとシーチング布を、
紙の「貼りしろ」を除いたサイズに切り、
紙の裏側→両面接着シート→シーチング布
の順序で重ねてアイロンをかけます。
裏側からアイロンを当てれば、一応、フィルムが溶けたりはしませんが、アイロンをかけた後は、くるんと丸まりやすくなります。
でき上がりの形にたたんで、辞書などのおもしを乗せておきます。
4.ポーチの出来上がりのサイズに合わせて内布用のプリント布を切ります。
ポケットをつけたい場合は、縫い代にかからないサイズ、位置で作って縫い付けておきます。
ファスナーをつけるところの縫い代を、裏に折り返してアイロンをかけます。
5.ファスナーの始末をします。
でき上がりのポーチの口のサイズに合わせてファスナーの長さ調整をします。
空きどまりになるところを縫い、そこから2㎝くらいのところでカット。
端を裏側に三角に折り返して縫いとめます。
6.内布にファスナーをつける
内側がプリント布の表になるように、間違えないようにつけてください。
7.内布の横と底を縫う
横と底をミシンで縫って、縫い代を割ってアイロンをかけます。
最初に設定した縫い代の幅で縫ってもコピー紙で作った外側のサイズに合わなくなることがあります。
もう一度確認して、縫う位置を調整してください。
8.コピー紙を袋状にする
これは、すべてを両面テープでやってもいいし、今回は、口の折り返しに落としミシン、底もミシンで塗って、
裏側の真ん中は両面テープで止めました。
芯が紙なので、失敗すると縫い直しができませんから注意。
7.コピー紙と内布をくっつける
袋にしたコピー紙に内布を入れて口の部分を両面テープで貼り付けます。
「カレーにゃるうどん」は手縫いで、コピー紙側は両面テープだけで作っています。
内布を猫柄プリントにしました。
「袋」自体をポーチにするには
袋自体でも作ってみました。
袋のままだと、表面がすぐ傷だらけになってしまうので、紙の場合と同じようにフィルムを貼りましたが、
袋は開いてもまったいらにならないため、フィルムをきれいに張るのが非常に難しいです。
大きくヨレないようにはできましたが、気泡がけっこう入ってしまいました。
後から針の先で刺して定規でつぶして、多少はマシに。
袋をそのまま使う場合はアイロンをかけられないので、裏には接着シートとシーチング布を貼りません。
紙を使っていないので多少は水濡れしても大丈夫です。
まとめ
袋そのままより、カラーコピーした紙のほうが、表面にフィルムを貼るのが簡単です。
本の補強に使うフィルムはわりと劣化しにいので、そこそこの期間は使えるじゃないかと。
子供の夏休みの工作なら、(あまり耐久性がないのは覚悟のうえで)
フィルムを張らないで、直接袋に両面テープでファスナーをつけるだけでもいいと思います。
ブンチョウラーメンはもちろん、ラーメンとしてもおいしいです。